NY6日目

kobatada2005-02-02

 今日はワシントンDCに行くために早起き。アムトラックのレイパレス(3日間乗り放題)を99ドルで購入してあるので、早速乗車手続をする事に。カウンターで行き先とレイパレスとパスポートを渡したら、簡単に乗車券が発行された。
 乗車券を持って早速電車のホームへ降りてみると、そこには真っ黒に染まった電車が…。たぶん銀色のボディだったんだろうけど、洗車していないためか、何日間も放棄された車の様に汚かった。
 恐る恐る乗りこんでみると…、今度は車内の広さにビックリ。一番安い席なのに、新幹線のグリーン車ぐらいの広さだった。しっかりとトイレもついているし、これなら飛行機の何倍も快適な旅を予感させた。
 発車してしばらくはNYの町並みが見えていたが、相変わらずどこも雪が積もっていた。NYのペンシルヴェニア駅をでて30分ぐらいすると、車掌らしき人がきて乗車券を確認しに来た。確認後、俺達の席の上に何か切符らしきものをはさんで行った。たぶん席を特定するものか何かだろう。
 電車に揺られる事、3時間半ぐらいでワシントンのユニオン駅についた。ついてビックリ、その駅とも思えないような広さに感動。外から見てもスゴイが、駅の中がこれほどすばらしいとは思ってもいなかった。
 駅を出てまず向かったのは、国会議事堂。上院議員会館らしき所を抜けると、スポークスマンらしき人が青空の下、数人の観衆に囲まれながら、テレビカメラに向かって何か演説していたので、野次馬する事に。とは言え、アメリカの議員の事など全く知らないので、誰か分からなかった。さすがに隣の人に「Who is he?」と聞くわけにもいかないので、そうそうにその場を立ち去る。
 効率的に見て回る為に、国会議事堂を横目にまずは、最高裁判所の方に行く。まあ、もうあまり驚かなくなったが、なんであんなに大きくて、神殿みたいな造りなんだろう。いちおう写真を取ったあと、目的地の国家議事堂へ。
 ガイドブックによると、タダで中に入れるみたいなので、近くにいたポリスに聞くことに。そうすると“右か左にグルーっと回って、壁伝いに歩き、中にドーンと行けば受付だ”のようなことを言われたので、その通りに行動する。いや、行動しているはずだった…。
 本当に壁伝いに行くと、すぐに“出口”の文字があるが入れそうなところがあったので、突入したら、案の定、警察に捕まった。パスポートの提示を求められ提出する事に。でも、提出しようと近づいたら、“それ以上近づくな!!”といわれたときはさすがにちょっとビビった。
 とは言え、別に大した問題もなく、あちらの質問に答えて、パスポート番号をどこかに照合され(照合しているポリスが“ジャップ”言ったことは聞き逃さなかった。なめんなよ、ふくよかなおっさん達。)、写真を取られて後、解放された。最終的にポリスは3人に増え、たぶん一人で交渉していたような…。若干面白かったし(笑)。
 その後やっと、目的の国会議事堂に。なんか勝手にツアーに強制参加させられ、アメリカに来て1番の厳重なセキュリティーチェックを受け、意味の分からない英語のガイドを30分ぐらい聞いた後、やっと自由行動。議会を見たかったので、出口にいた案内係のような人に尋ねると、どうやら特別なパスが必要だとの事。諦めて次の目的地に。
 フォレスト・ガンプに出てきた白い塔を見て、大きなリンカーンが座っている神殿らしきものを見た後、ホワイトハウスへ。とは言え、こちらもかなり厳重な警戒がされているので、遠くから写真を1枚とって終わり。その後、FBIの建物を見た後、NYへの帰路につく。