NY4日目
今日は同行人、おらいさがダウンしたので、1人でNYの街を歩いてみる事に。
ゴスペルが聞きたかったので、まずはハーレムに行く事にした。ハーレムとは、黒人街のことで、現在は華やかになったストリートもあるがあるが、まだまだ貧民街のようなところもあり、一般的にガイドブックにでは「近づかない方がいいでしょう」といった注意書きがあるような場所である。つまりは、まあ、簡単に言うと“行くな”、てことかな。
とはいえ、海外にいろいろ体験したいし、華やかさだけを求めてNYに来たのではないのでチャレンジしてみる事に。でもさすがに、こちらもそれなりの防御は固めていかないといけないので、クレジットカードはロッカーにしまい、現金も最低限しかもたず、パスポート(ホントはどちらも危ないんだが)も置いていった。
目的地の地下鉄の駅に近づくにつれ、列車内には黒人が多くなってきたが、全て黒人という事も無く、白人も混じっていたので、第一印象は想像していたより、怖くはなかったかな。
特にどこの教会でゴスペルがやっているか、ガイドブックには載っていなかったので、テキトウにぶらぶら歩く事に。ただ、考えが甘かったのか、1時間以上探しているのに、目的のゴスペルをやっている教会は見つけられなかった。
ただ、このまま帰るのもなんなので、ついでにヤンキーススタジアムに寄ってから帰ることにした。
以外に早くヤンキーススタジアムにはついたんだが、中に入れるわけもなく、グルッとスタジアムを一周するぐらいしか出来なかった。だから、ヤンキーススタジアムの感想は一言で言い表すと「壁」という事かな。そびえ立つ高い壁を横目に回るぐらいしか出来なかったので、当然といえば当然の感想でしょう。
唯一あった出来事といえば、暇そうなポリスが俺の顔を見て「ヒデキ マツイ!!」とか騒いでいた事くらいかな。一人で雪の中のヤンキーススタジアムに来る俺も変だが、急に騒ぎ出すポリスマンもかなり変だと思った。
関わりを持ちたくないので、韓国人のフリをして、そのポリスマンは“しかと”することにした。当分ヤンキーススタジアムに来る予定はないし、まあ、良しとしましょう。