フランク・ライカールト あらゆる才能を秘めたオールラウンダー

 代表としては1988年欧州選手権優勝、ミランでは2度トヨタカップを制し世界一を経験。この両チームでフリットファンバステンとともに黄金期を形成。190cm80キロと均整のとれた、高い身体能力を武器に、センターバックとして空中戦や1対1の局面で競り負けることなど滅多になかった。守備的MFとしても1本のパスで局面を変えるフィード能力に長け、オールラウンドな才能に溢れていた。2000年欧州選手権ではオランダ代表の監督を務めた。