ロベルト・バッジョ 1990年代最高のファンタジスタ

 鮮烈な世界デビューを飾った1990年イタリア大会、最後のPKを外し悲劇のヒーローとなった1994年アメリカ大会、復活を果たした1998年フランス大会。その名を世界に知らしめた3度のW杯でバッジョは14試合に出場し、9得点をマークしている。華麗なドリブル、芸術的なスルーパスだけでなく、鋭い得点感覚は、まさに『ファンタジスタ』そのもので、1990年代のイタリアを代表する選手である。