最後の気になった案件

 解約受付のお知らせの手紙に記載された「回線撤去工事日」が“2/1”で「モデム返却日」が“1/26必着”と言う、訳の分からん手紙についてのクレーム。その「モデム返却日」の下には注意書で、期日までに返却されなければ、強制的に買取になる、というような脅し文句が書かれていたので、客としても黙っちゃおけない。
 ただ、手元の資料では「モデム返却日」について記載されていないものしかないので、意味不明。まったく、それぐらいの情報を伝えろよな、と怒りつつ、平謝り。信用ならんからちゃんとしたの送れ、とか言われて上司に相談したらムリとのこと。
 最後の日だったから『岡本大介作戦』(勝手に命名)をしようかと思ったけど、まだ時間が早かったので断念。ちなみに『岡本大介作戦』とは、偽名を使い、通話中には約束したが、その後一切なにもせずほっとくことで、後日クレームに発展させて、最後に一矢報いる作戦のことである。辞めると決意したものが、最終出勤日の終わり頃の時間に使う、限られたものだけが使える技である。
 仕方がないので、話のわかる上司に相談。モデム返却後おり返し電話と言うことで一応解決。ただ、最後にこのお客さん「俺みたいなヤツ相手にして大変でしょう。ただ、あの会社は信用ならないからね。あんたからも会社にちゃんと言った方がいいよ。」とのこと。だったらもう少しまけてくれても…。