ローター・マテウス “ゲルマン魂”の象徴

 サッカー界の鉄人。W杯出場は5回を数え、優勝1回、準優勝2回。ドイツ、イタリアのクラブで獲得したタイトルを挙げたらきりが無い。体力的な強さが求められる現代サッカーにおいて、39歳までプレーを続けたのは“スゴイ”としか言いようが無い。衰えゆく体力をカバーできたのは、老練な技術と、年々研ぎ澄まされていった判断力。的確な読みがあれば、やみくもな運動量はむしろ不要だった。泥臭いイメージが付きまとうが、実は誰よりも洗練されたプレーヤーだったということができるだろう。

 自己資本比率が11.4%になったそうな。でも、つぶれなきゃいいや、と思っている私には大して関係のないことですが…